受託調査報告
都市型大規模未利用エネルギーである下水道を活用した面的熱供給実証モデル評価事業(FS事業)
ID | tr086 |
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ID名称 | NEDO下水熱利用 |
報告書名称 | 都市型大規模未利用エネルギーである下水道を活用した面的熱供給実証モデル評価事業(FS事業) |
研究テーマ名称 | 都市型大規模未利用エネルギーである下水道を活用した面的熱供給実証モデル評価事業(FS事業) |
研究期間 | 平成19年8月1日~20年2月10日 |
年度 | 平成19年度(2007年度) |
実施体制 | 協会と東京下水道エネルギー(株)とのJV(50:50) |
キーワード | 下水熱利用、未処理水、都市型未利用エネルギー、ヒートポンプ |
総ページ・判型 | 338頁 A-4版 CD-R有り |
研究の目的 | 膨大な賦存量を有し、都市型未利用エネルギーの代表である下水を有効に活用している事例は非常に少なく、対象も処理場、ポンプ場に限られている。 都市内に面的に整備されている下水管渠網から取り込んだ未処理下水熱と、蓄熱式ヒートポンプ空調システムとを組合せた面的エネルギー供給システムを計画し、環境面、経済面から導入の効果、実現可能性について検討した上、都市型未利用エネルギーのひとつである下水熱の活用、普及を図ることを目的とする。 NEDO地球温暖化対策実証モデル評価事業に、当協会と東京下水道エネルギー(株)(TSE)で応募。採択されたものである。 |
研究概要 | FS実施個所を、大都市型(東京玉川地区)と寒冷地型(仙台長町地区)の二箇所選定し、それぞれの地区の未処理水取水・放水システム及び利用システムに関する情報を整理した上、下水熱利用熱供給システムの課題整理をして方向性を整理する。 次に両地区を精査の上FSを実施し、システム構築を検討、計画し、導入された場合の効果・事業化に向けての課題整理を行った上、普及展開策の検討を行う。 |
調査研究主体(委託者) | (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構 |
調査研究者(検討委員会) | 大迫健一(委員長:千葉工大)、須藤諭(東北文化学園大)、原英嗣(国士舘大)、吉田可紀(環境調査技研)、東京都下水道局、仙台市建設局、二子玉川東地区再開発組合 |
業務担当者 | NEDO 省エネルギー技術開発部 有賀紀夫主査 協会:筒井隆一、TSE:中里正雄 両者の50:50JV |